数年前、友人達とカレー屋を1日に5軒ハシゴした。
そこで気づいた、カレーにもそれぞれ個性があるという面白さ。
「次はどんなカレーに会えるかな」そうワクワクしながら
ボクは今日もカレーを求めて食べ歩いています。
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@ikk.cu.rryコーヒーハウスナカザワ
「これじぶんで作れたらいいのになと思うカレー第1位だなあ…」そんな目を細めるうまさは京都、北山のコーヒーハウスナカザワのカレー。一言で言うなら、甘くて辛くて美味くての最上級。一見普通なのに、一口目も普通かと思っちゃうのに、やっぱり違う…学生時代から親しむ此処の美味しさは思い出補正じゃなかったわコレと感心する。お爺ちゃんお婆ちゃんが2人でやってるお店で、3日かけて作られるカレーは深みたっぷりドロドロの欧風だ。口に入れると最初は甘く後に辛くなっていく、中には洋酒や一味、醤油が入ってるそうな。普通サイズで3杯分のご飯が乗ってくるのも改めてヤベェ。何度来ても美味しいし、何度でも来たくなる美味しさ。
@ikk.cu.rryホンカトリー
そうか、「オモシロイ」は美味しいの1つなんだ。そう気づいたマスターが、じぶんが面白いと思える一皿を追求するお店。ベルギービールの会社で働き続けた末にふと、お店を持つことを決意したんだとか。それも、ビールは全然関係ないもので。じぶんが怠けずに働き続ける環境にしたくて、それくらい競う相手がいるお店って何かなって思い浮かんだのが、ラーメン屋かカレー屋だったらしい。そんで、カレーにしたらしい。だからメニューはドリンクもサイドメニューもなくて、カレーだけ。紙一重のカレー感に笑いつつも、そこにはしっかりとした想いがあって。「大変なことを一生懸命にやっていけば、身についたことがきっと助けてくれる。だから、怠けないようにしよう。じぶんが思う美味しいを追求し続けよう。」本歌取の言葉の意味のもと、マスターは毎日カレーをつくってる。野菜も魚もじぶんで買い付けに行って、特に好きでもない外国のイベントに顔だしてみて。あ、でもじぶんインド好きじゃねえやとか思って、流行りには無理に乗らないようにしてたりして。くるみを使った上品なスモーク、カレーの中で絶妙に馴染む鯖感、ごちゃ混ぜにしながら、3種のトッピングで味を変えていく食べ方。くううう、心の中で唸る。たしかにこれはオモシロイし、これらひっくるめて美味しいだ。何より、マスターの人柄にすっかりファンになってしまったトオミズは東京出張のたびに通っちゃうやつだ。うん、また行こう。
@ikk.cu.rryスープカレーなっぱ
やられた。カレーで季節をここまで感じれるとは知らなかった。皿の中心で桜が咲いてこだわり具合も勿論そうなんだけど、そんなの全然序の口で。カレーを構成するラインナップもれなく春なの。大葉の新芽とココナッツをまぶされたよもぎ、ゴロリと転がる筍の横にはモンスター級のはまぐり。特にこのはまぐりがヤバイ。女の子の握りこぶしくらいはあるんじゃね?ってレベルのそれで、口の中がぎゅうぎゅうのいっぱいになる。少し口を動かそうもんならプシュッと汁が溢れだし、広がりだす海。いやもうこれディズニーシーより遥かにシー!って心の中でつぶやいてました(まじで)そんな、これでもかってくらいの春が溢れてて、視覚でも味覚でも楽しめて、なんなら筍を噛み締める音すらも春の一部になってて、そこらでやる花見より遥かに春感じてまうやないか、という至高の一皿でした。さいこう。
@ikk.cu.rryお出汁とスパイス 元祖 エレクトロニカレー
「元祖エレクトロ二カレーとな…?」かつて耳にしたことがない元祖具合に、戸惑いながらも挑戦する昨年オープンのカレー屋。エキセントリックな味するんちゃうんコレ、と名前にそこそこビビりつつも口へと運ぶ。あ、大丈夫だこれ、なんなら出汁が効いててむしろ奥深ぇわこれ。あさりのミルクキーマの優しさに触れながら、それを裏切るようなカリカリでゴリゴリの山椒のポークキーマが刺激され、鶏出汁チキンカレーなんて気づいたら皿から消えてた始末。そんな3種あいがけの至福を噛み締めながら店員さんに話を聞くと、「エレクトロ」は店主がエレクトロ音楽のミュージシャンであることから来てるんだとか。ああ、その人が作るカレーだから元祖エレクトロ二カレーなんすね…あ、じゃあこれアレっすか?メニューに出てくる「スパ石井(スパイシー)」ってのも、店員さんの名前が石井さんだからなんですか?、と尋ねてみると「いえ、ただのダジャレです」と答えられた。…ほほう。ちなみに店内のBGMはめっちゃおしゃんなカフェミュージック流れてた。エレク…ほほほう。いろいろひっくるめてニヤリである。これから京橋で降りることあったら絶対此処行こうって思った日曜日の話
@ikk.cu.rryThe SG Club
山椒がきいた四川風のキーマカレー「マーラ」とパイナップルの風味が特徴的なチキンカレー「モーレ」、それらをあいがけした「マラモレ」もありますよって言われたら「じゃあそれで!」て言っちゃうのが人間のサガってもんだ。雰囲気あるお洒落なバーのカウンターでスタッフさんが香り付けにアルコールでカレーに火をつけるサービスまでされちゃって、女の子と来ようもんなら素晴らしきカレーデートの完成やんってひとり心でつぶやく土曜日の昼。そんな中、店内に入ってきた若めのお洒落男子が文頭のメニュー説明を横で受けている。それ言われたらマラモレいっちゃうよね〜うんうんうんわかるわかる〜と頷いてた矢先の「じゃ、エスプレッソで」おい…コイツ正気か…?と愕然としたトオミズでした
@ikk.cu.rryカレー屋SUN
今日は浮気しようかな…とメニューを開いて吟味するけど、なんだかんだ結局いつものキーマ+チーズトッピング。なんなら、これ食べたいから来てる感は否めない。まろやか濃厚なオレンジ色のチーズと黒毛和牛のキーマ、美味しくないワケがない。極め付けは辛さ。始めは美味しい!と食べ進める中、半分くらいきたら鼻の頭に汗が。これは辛いカレーだったのかと、スプーンが一瞬止まるも、旨いからまた動く。を、繰り返すと気づけばたいらげてるってのがお決まりのパターン。ああ、今日もそれだ。旨かったな〜
@ikk.cu.rryターバンカレー本店
店の外まで続く行列をならび、やっと入れた店内。ただいま、またきたよ、と言いたくなるような雰囲気。なんてったってオカン的女性スタッフがカウンターに5人スタンバイしてるんだもの。ひとりはご飯をよそい、ひとりはカツを揚げ、ひとりはキャベツを刻み、残りの2人は世間話をしている分業制だ。なんて微笑ましい。味付けは、ソース!ソース!ソース!って勢いのTHE金沢カレー。カレーの濃い味に負けず劣らずのカツとハンバーグとウインナーが主張してくるパンチ力が印象的。休憩がてらお水を飲みつつ、そういや小学生の時に同級生の田中さんのおじいちゃんがこのカレー屋やってるとか言ってたっけ…って回想シーン入ってたら、目の前の女性に見覚えを感じる。田中さんのお母さんやないか。いやちょっと待って、隣の女性、田中さんやないか。完全に懐かしの田中さんファミリーやないか。思わず15年ぶりくらいの挨拶を交わし、ご馳走さまを伝えてお店を後にしたトオミズでした。金沢カレーの元祖を食べるなら是非コチラの田中さんちへどうぞです
@ikk.cu.rryインドカレー・シバカリーワラ
ベレー帽みたいな厚みのすごいチーズナン、中には部分部分にチーズの塊。そのままでも美味いやないかと言いながらムシャリとちぎって、カレーのオレンジ色に染めてみる。口へと放り込むと、トマトベースの酸っぱさとバターのまろやかさ…チーズナンの合うことこの上ない。あ、ちょ、これバターチキンやばいわこれバターチキン!一緒に行った檜垣氏とバターチキンを連呼しながら賞賛する。どこすくってもトウモロコシな野菜ドライカレーは夏を感じさせ、添えられた2皿の使い時がわからないもどかしさ感じつつ、食べるのに1時間くらい待った甲斐があった一皿でした。もはやアトラクション
@ikk.cu.rryニッポンカリー オルタナ。
グーテで働かれていた方が独立されて始めたオルタナカリー、オルタナティブてどんな意味やねんとググって、ああ、納得…と思えた魅力があった。出汁ベース和テイストのオルタナカレー、舌先で感じながら沈んでくるような不思議な甘さはハニーマスタードカレー、そんでもって別角度からの甘さで味噌カツ、うん、個性が溢れてる一皿だ。レモンを絞って味変わる感じとか、角切りの野菜達とか、和と印と融合感とか、グーテを彷彿させるんだけど、進化してる、確実に。辛いのに、味が理解る。ヒーヒー言いつつ、進めちゃう。こりゃまた行きたい、水曜日が楽しみになるカレーだ
@ikk.cu.rryNidomi
あっ、チガウよこれ…!最近食べてたのと一線を画しちゃってるよこれ…!美味しさをうまく言葉に表現できないですが普段死んだような目のトオミズの目が輝いたことはたしかです
@ikk.cu.rryステーキハウス ボビノ
ここ最近でトオミズが1番咀嚼したカレー。牛肉の味わいが滲み出ることすごいこと。厚み3cmあるんちゃうかってレベルの肉が皿の上にゴロゴロ転がりながら、格式高めの欧風ルーに包まれているもんだから困っちゃうよ。そりゃスプーンが進むよ。なんなら目瞑るよ。もう品性に圧倒されちゃうね。格式高え…心でそう呟くボクがいました。カレー食って格式高え…て感想ゆうてるじぶんの異常さには気づいていないことにしよう
@ikk.cu.rryてきさす
濃い甘い深い旨い…昼にチャンカレ食べたけど全然いけるよねやっぱ石川のカレーといえばココよね。大葉と肉と明太子巻いたのがなんでテキサスロールというのかわからんけど、なんなはあさりの味噌汁と甘夏ジュースまで付いてくるのもなぜかわからんけど、すごいオススメなのはたしか。
@ikk.cu.rryホリマサラ
チーズナンがおかわり自由の、ネパール人シェフが雑居ビルでやってるカレー屋。メニューにカレー2種としか書いていない未知具合だったが美味い。挽肉と玉ねぎのは独立してルーだけで食えそうな勢いで、もうひとつのも野菜の甘みが溶け込むトロトロ具合。一緒に行ったグルメなやまたつさんが5回くらい美味いと言ってたのでそれはまあ美味かったのだろう。ナン食べたい時にオススメ
@ikk.cu.rry太陽カレー
甘い欧風カレーには赤ワイン、お米には白ワインが入ってるらし…ってすごいなおいおいフライの山、山、山。牡蠣フライはサクサクの衣から噛むごとにジュウア…って汁が出てきよるし、カツも柔らかあ…ってなるし、フルーティな甘さが全てを包み込んでくれてる感あるしなんかもうしあわせ噛みしめましたよね。とりあえず一旦ウマって2回言いましたウマっ
@ikk.cu.rryGhar
味わい深ェ…ラムキーマなのにラムの臭みがない…いやむしろこれは深み…ラムゆえの深みがすごいよ…ってしみじみしながら食べてました。今日のランチカレー行こって全部で5人に誘われたミラクルが一番の思い出なり
@ikk.cu.rryカラピンチャ Karapincha
三度目の正直、ついにありつけたカラピンチャ。メインのカレーを選びつつスリランカスタイルで混ぜて食べるそれを、選びきれずトッピング頼みまくるトオミズ。王道なチキン、クリーミーなエビ、酸味のあるサバ。そもそもの具材1つ1つのクオリティが高すぎて、混ぜるの勿体無いレベルでしたが、まあ混ぜても美味いからどう計算して作られてんだこれ…って感服してました。一緒に行った浜本さんとの結論は揚げ卵トッピングは絶対すべし